鹿野山神野寺(君津市)

神野寺の御朱印には両本尊、軍荼利明王の「軍荼利」と薬師如来の別称「医王尊」の文字が記されます。

鹿野山神野寺(かのうざんじんやじ)は推古天皇6(598)年、聖徳太子によって開かれたとされる関東屈指の名刹です。
現在は真言宗智山派に属し、境内地約4万坪には仁王門、本堂、経堂、六角堂、鐘楼堂、五重塔、天満宮、奥の院、表門、宝物殿、太子講堂、道場、宿坊、庫裏、茶室等が点在しています。

お正月には初詣客で賑わい、厄除け・方位除け・交通安全自動車祈祷等の諸祈願をはじめ、供養を願う人々が一年を通じて参拝しています。
ご本尊は薬師如来(やくしにょらい)と軍荼利明王(ぐんだりみょうおう)の二尊で、本堂に祀られていますが、秘仏とされています。12年に一度の寅年に1カ月の開扉があり、毎年2月の節分会御護摩奉修中に30分程特別開扉されます。
なお、昨年の台風により国指定重要文化財の表門の他、奥の院や諸堂等に甚大な被害が発生しました。現在修復事業を進めており、復興再建奉納金の寄付を募っています。返礼として台風被害で倒壊してしまった御霊木を箸に再生して渡しています。 
所在地 君津市鹿野山324‐1
御朱印 納経料1000円(書置き600円)
〈問合せ〉
TEL0439(37)2351  鹿野山 神野寺[ホームページ
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