鹿野山は、東の白鳥峰、中央の熊野峰(薬師峰ともいう)、西の春日峰からなり、清澄山、鋸山と並び房総三山に数えられています。古くから神仏ゆかりの地として知られ、多くの信仰を集めて霊場として賑わってきました。また、江戸時代から明治時代にかけて、文人・画家や多くの人々が訪れています。
君津市では20世紀に市内で築造、発掘又は発見された建物、道、橋、風景などのうち、21世紀に引継ぎ後世まで残していくべき貴重なものを「20世紀遺産」として指定しています。鹿野山にはこの「20世紀遺産」として「鹿野山九十九谷」「芭蕉句碑」「鹿野山道」「福岡の桜並木(鹿野山参道碑)」が指定されています。
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