9月1日は
 
 毎年9月1日は「防災の日」です。9月1日は大正12(1923)年に関東大震災が発生した日であると共に、暦の上では二百十日に当たり、台風シーズンを迎える時期であることから、地震や風水害などに対する心構えを育成するため、防災の日が創設されました。また、毎年8月30日から9月5日は「防災週間」とされ、防災訓練などが行われています。
 近年、集中豪雨や地震の発生により、大きな被害が各地で発生しています。 災害はいつ、どこで発生するか分かりません。防災の日を機に、「防災」について考えてみてはいかがでしょうか。
 ◆家の中の安全対策のポイントは

寝室や子ども部屋などには、できるだけ家具を置かないようにし、置く場合はなるべく背の低いものにし、壁に固定するなど転倒防止対策をとりましょう。
また、家具が倒れてけがをしたり、出入り口をふさいだりしないように、向きや配置を工夫しましょう。
 手の届くところに、懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておきましょう。
懐中電灯は停電時の必需品で、スリッパは割れたガラスなどの破片で足をけがをするのを防ぎます。
ホイッスルは建物や家具の下敷きになった場合に救助を求めるために役立ちます。
安全に避難するために
 飼災害発生時に、家屋にいることが危険になった場合や、危険な場所にいる場合は、素早く避難する必要があります。「まだ大丈夫」と思うのではなく、少しでも危険を察知したら早めに避難しましょう。

▽避難のタイミング
 ○市から高齢者等避難や避難指示が出たとき
 ○津波や土砂災害のおそれがあるとき
 ○建物が倒壊する危険があるとき
 ○近隣で火災が発生し、延焼のおそれがあるとき
 ○自宅で火災が発生し、火が天井まで燃え移ったとき
 ○危険物が爆発するおそれがあるとき
 また、災害発生時は、新型コロナウイルス感染症が収束しない中でも、危険な場所にいる人は避難することが原則です。自宅が危険な場合は、避難場所だけでなく、安全な親戚や知人宅などに避難することも考えてみましょう。避難所生活に必要なもの(非常用持ち出し品)をリュックサックに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるように備えておきましょう。

▽備蓄品の例
 ○飲料水・・・一人1日3リットルを目安に、3日分を用意
 ○食品・・・ご飯(アルファ米など一人5食分を用意)、ビスケット、板チョコ、乾パンなど、一人最低3日分の食料を備蓄しておきましょう
 ○下着、衣類
 ○トイレットペーパー、ティッシュペーパー等
 ○マッチ、ろうそく
 ○カセットこんろ
 
   ▽防災気象情報の活用▽
 自分の住んでいる地区にどのような危険があり、災害種別(土砂災害・洪水・高潮)ごとに、命を守るためにはどのような避難行動をとる必要があるのか、自治体の公表しているハザードマップや住んでいる地域で過去に発生した災害の記録を参考に、日頃からしっかり認識しておくことが大切です。
 避難行動が必要となるタイミングと対象区域の考え方については、内閣府が令和3年5月に改定した「避難情報に関するガイドライン」を指針として考えておきましょう。

▽気象警報等が発表された際に命を守るためにとるべき行動
 避難情報に関するガイドライン <拡大表示

 
   ▽マイ・タイムライン▽
 雨や風は地震と異なり事前に予測ができるので、災害が発生する前に準備をすることができます。風水害の発生リスクが高まっている時に、自分や家族が「いつ」「何をするのか」を時系列に整理してまとめたものが「マイ・タイムライン」です。
 場所や年齢などに応じて、避難する前の行動はそれぞれ異なります。 いざという時に慌てずに行動できるよう自分だけの「マイ・タイムライン」を作っておくことが大切です。
※ 「マイ・タイムライン」の記入の仕方やシートのデータは千葉県のホームページからダウンロードできます
https://www.pref.chiba.lg.jp/bousaik/mytimeline.html

▽マイ・タイムライン <拡大表示

 
   ▽安否情報の確認方法を家族で決めておく▽
 携帯電話を持っていても、災害時は回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合があります。
日頃から安否確認の方法や集合場所などを家族で話し合っておきましょう。
▽伝言ダイヤルの使い方を覚えておこう!

◎ファミリーチェックリスト ◎災害用伝言ダイヤルの使い方
◎携帯電話の災害用伝言板の使い方
-----拡大して見る-----
 
▽我が家の防災電話帳
あらかじめ確認して、みんなが分かるところに置いていると安心です。
(1)
緊急連絡先

最寄りの行政センター、最寄りの消防署、警察署、
かかりつけの病院など

(2)
家族の連絡先、
親戚・知人の連絡先
名前、勤務先、学校、電話番号、携帯電話番号、メモなど
(3)
避難場所
我が家の避難場所、家族の集合場所など
 
 
 
   ▽災害情報を知る▽
災害の予報や発生時の情報について、テレビやラジオ、インターネットを通じた情報サイトなどで、正しく知る必要があります。各市では災害時に「防災行政無線」情報を放送しています。聞き取れない場合はフリーダイヤルのテレホンサービスを利用して下さい。その他、各市では防災などの情報をメールで配信するサービスを行っています。詳細は各市担当部署のホームページで確認して下さい。
 
防災防災無線用フリーダイヤル
市役所 担当課

☆木更津市
0120(10)7662
TEL0438(23)7094
  木更津市 危機管理課
https://www.city.kisarazu.lg.jp/kurashi/anzen/index.html

☆君津市
0120(49)4133
TEL0439(56)1290
   君津市 危機管理課
https://www.city.kimitsu.lg.jp/soshiki/6/

☆富津市
0120(80)1248
TEL0439(80)1266
   富津市 防災安全課
https://www.city.futtsu.lg.jp/soshiki/1-5-0-0-0_1.html

☆袖ケ浦市
0120(03)1240
TEL0438(62)2119
  袖ケ浦市 防災安全課
https://www.city.sodegaura.lg.jp/soshiki/bousai/
-----戻る-----