温暖化がきっかけで誕生!
木更津産 パッションフルーツ
 近年、木更津市では南国を思わせる独特の香りを持つ、亜熱帯果樹「パッションフルーツ」の栽培が増えてきています。魅力的で神秘な香味にあふれ、酸味、甘み、香りと三拍子揃ったトロピカルフルーツです。
 木更津市で生産することになったきっかけは、温暖化によって今まで通りの作物を生産し続けることに悩んでいた際、前向きにとらえて熱帯果実を作ってみようと考えたことからです。今では加工品の生産も盛んになり、生果やジャムが木更津市のふるさと納税返礼品にもなっています。
パッションフルーツはつる性の熱帯果実で、花が時計のような形から、和名を「クダモノトケイソウ」と呼ばれています。
 原産地はブラジルアマゾン川流域からパラグアイ、アルゼンチン北部とされる熱帯地方です。木更津市では表皮が赤紫色をしているムラサキクダモノトケイソウが栽培され、収穫期は7月〜9月末です。また、パッションフルーツの逞しい成長力は病害虫がつきにくく暑さに強いという特性から、夏の日差しをやわらげるグリーンカーテン用の植物としても注目されています。
 今年は、地元産のフルーツで、夏を感じてみてはいかがでしょうか。
 
パッションフルーツの栄養機能性
βカロテンが豊富に含まれ、体内でビタミンAに変わり老化防止、視力保持、免疫力強化に役立ちます。
カリウムも多く含まれ、高血圧、心筋梗塞の予防が期待されます。また、アルコールを分解するナイアシンも含まれ、二日酔いを和らげ糖質の代謝を促し血管を広げて血流をよくします。
妊娠初期に必要な葉酸も多く含まれており、種子、表皮にも老化防止、降圧作用が期待される物質が含まれています。

パッションフルーツの食べ方
希釈用のジュースやジャムとして人気が高く、ケーキ、ゼリーなどの洋菓子類、カクテルベース等幅広く活用されています。

○種と実を分けて裏ごしするとシロップに!
○そのままアイスやヨーグルトにかけて!種も食べられます
○凍らせてシャーベット!
 
チラシ <オモテ> <ウラ
 
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