▼2024年の雨水は、2月19日(月)〜です
暦(こよみ)は中国から日本に渡ってきたものです。
太陽暦の一年間、春夏秋冬を二十四分割したものを、二十四節気(にじゅうしせっき)と呼びます。
この場合、一年は二十四節気の「立春」から始まり「大寒」で終わります。
江戸時代に太玄斎(たいげんさい)こと、松平頼救(まつだいらよりすけ)によって書かれた暦の解説書『こよみ便覧』によれば、「雨水」は「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也」と記されています。「冬の間、陰の気に覆われていた地上に陽気が発し、雪や氷が溶けて雨や水となる頃である」という意味です。この時期から草木は芽を出し始め、農作業の準備が始まります。
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