冬の星空を観察して、環境保全について考えてみませんか
 
 環境省では、星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めることに加え、良好な大気環境や美しい星空を地域資源(観光や教育)として活用することを目指し、平成30年度から夏と冬の星空観察を推進しています。
 今回、冬の観察期間を紹介しますので、この機会に、星空の観察に取り組んでみてはいかがでしょうか。
 (1)肉眼による観察
 期間 1月24日(月)〜2月2日(水)
 時間 日没1時間半後〜
○「天の川」の観察
  高度の異なる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近、ぎょしゃ座付近、いっかくじゅう座(冬の大三角形)付近)を観察するものです

○GLOBE AT NIGHTへの参加によるオリオン座周辺の星の観察

  GLOBE AT NIGHT(夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン)は、国際ダークスカイ協会(IDA)などの主催で2006年より実施されている取組で、夜空の見え方が観察シートにある8つの星図のどれに一番近いかを観察するものです。観察結果を国際ダークスカイ協会(IDA)のウェブサイトに報告すると、世界中にデータが共有され、世界のどこで星座がはっきり見えるかが明らかになります。今回の冬の観察においては、オリオン座で実施されます

 ※ 天の川の観察には「天の川観察シート」、GLOBE AT NIGHTへの参加には「GLOBE AT NIGHT観察シート」を用いての観察が必要です。それぞれホームページよりダウンロードできます
https://www.env.go.jp/press/110173.html

 (2)デジタルカメラによる夜空の明るさ調査 
 期間 1月23日(日)〜2月5日(土)
 時間 日没1時間半後〜3時間半後の2時間
 データ投稿期間 1月23日(日)〜2月15日(火)

○継続観察登録地点の調査
 撮影データを報告サイトを通じて環境省に提出し、詳細に解析を行い夜空の明るさを数値として算出します。
解析結果は、後日、観察場所ごとに環境省ホームページに公表します(個別に結果を知らせることはありません)

○継続観察登録地点以外の調査

 昨年度までの調査において正しく分析されたカメラ機種に限り、報告サイトに御投稿いただく撮影データを自動解析し、速報値を算出し投降後に即時表示します。
 ※カメラの対応機種や撮影時の設定、データの条件等については、報告サイトを確認して下さい

参加方法
 事前申込み不要。詳細は環境省ホームページを確認して下さい

〈問合せ〉
TEL03(3581)3351
環境省 水・大気環境局大気環境課 大気生活環境室
https://www.env.go.jp/press/110173.html
 
 冬の夜空に輝くたくさんの星。あのひとつひとつが何か分かったら楽しいなぁ・・・。

そんな願いを叶えるため、夏の星座について、君津亀山青少年自然の家のスタッフさんに聞いてみました。
流れ星に願いを込めたり、自分の星座を見つけたり・・・ 素敵な夜をお過ごしください。

 <情報提供>君津亀山青少年自然の家
 君津市笹字片倉1661−1 TEL/0439−39−2628

 
◆冬の星座
 
 冬は大気中の水蒸気が少なくなり、空気が澄んでいるため、星空観察にはうってつけの季節です。
また、1等星を7つも見ることができ、季節の中で1番明るく、にぎやかな空となっています。
 
代表的な星座
<1> オリオン座
 
 冬の代表的な星座は「オリオン座」です。
オリオン座の特徴は、4つの明るい星が縦長の四角形に並び、その真ん中に斜め1列、きれいに3つの星が並んでいるのが特徴です。
冬の夜空は明るい星が多く、とてもにぎやかですがこのオリオン座は1目見ただけですぐにわかる、四季を通じて1番明るく、1番形の整った美しい星座といわれています。

ギリシャ神話に出てくる巨人の狩人オリオンの姿をあらわした星座で、左上に輝く赤い1等星「ベテルギウス」と右下に位置する青い1等星「リゲル」が輝いているのも大きな特徴です。
ベテルギウスは5年半くらいの長い周期で不規則に明るさを変える星です。
これは、ベテルギウス自身が大きく膨らんだり縮んだりしているためだと言われています。

「リゲル」は、「巨人の足」という意味で、名前の通りオリオン座の左足に位置しています。
中央の3つの星は日本では「3ツ星」と呼び、オリオンのベルトの位置になっています。
その下に縦1列に並んでいるのが小3ツ星で、小3ツ星は、オリオンが下げている剣だといわれています。

 
<2> おおいぬ座
 
 オリオン座の左下にあるのは「おおいぬ座」です。
オリオンの3ツ星をつないで、左斜め下に伸ばした所にある明るい星が、「シリウス」という1等星です。
シリウスという名前は「焼きこがすもの」という意味のギリシャ語からきています。
シリウスは、星空で1番明るい1等星として有名です。
シリウスはおおいぬの口のところにあって、キラキラと青白く輝いています。
中国ではこの星のことを「天狼星」(空の狼という意味)といい、日本では「犬星」または「あお星」言っています。
 
 
<3> こいぬ座
 
 おおいぬ座の左上にある星座は「こいぬ座」です。
こいぬ座の1等星プロキオンは、白っぽく輝く星で、名前は「犬の前」という意味のギリシャ語からきています。
「おおいぬ座」のシリウスよりも先に東の空へ姿を見せることからこの名前がついたと言われています。
 
<4> おうし座
 
 オリオン座の右隣にある星座が「おうし座」です。
「オリオン座」の三ツ星の右斜め上に、「おうし座」の1等星、赤い星「アルデバラン」があります。
このアルデバランはおうし座の牛の右目にあたります。
アルデバランの近くにアルファベットのVを寝かせたような形に集まっているのが、ヒアデス星団です。
このV字はおうしの頭にあたります。
おうしの左肩に星のよくまとまった星団がプレアデス星団で、日本では「すばる」の名前で親しまれています。

おうし座の牛は、ギリシャ神話では全能の神ゼウスが化けた雪のように白い牛の姿です。
ゼウスはエウロパ姫に恋焦がれるあまり、牛に変身してエウロパ姫をさらってしまいました。
オリオンと向かい合っていますが、戦っているわけではありません。
アルデバランというのは「あとにつづくもの」という意味でプレアデス星団(すばる)よりも少し遅れて姿を現すので、このように呼ばれています。

 
 
 
<5> ぎょしゃ座
 
おうし座の上に見える星座は「ぎょしゃ座」です。ぎょしゃとは馬車を操る人のことです。
5つの星が、将棋の駒のような形に並んでいるのが特徴です。
5角形の右上の角には、黄色い1等星「カペラ」が輝いています。カペラとは「小さなメス山羊」という意味です。

このぎょしゃは、アテネの王「エリクトニウス」の姿だと伝えられています。
エリクトニウスは、生まれつき足が不自由だったので馬車を発明し、馬車を巧みに操って戦場を勇ましく駆け巡りました。全能の神ゼウスはその功績をたたえ、エリクトニウスを「ぎょしゃ座」にしたと言われています。
この星座の1等星カペラは太陽の光りとだいたい同じ色の光りを出しているので、太陽も遠くから見れば、カペラと同じ黄色の星に見えます。

 
<6> ふたご座
 
 オリオン座の2つの1等星、ベテルギウスとリゲルを結んで上の方へ伸ばすと、仲良く並んだ2つの明るい星にぶつかります。
右上の星が2等星のカストル、左下の星が1等星のポルックスです。2つの星は仲の良い兄弟をあらわしています。
 このあたりにある星座が「ふたご座」です。この仲良しの2人の兄弟は、兄のカストルが乗馬の名人、弟のポルックスがボクシングの名人としてギリシャ神話の中で大活躍します。
その兄弟の仲良しぶりに感心したゼウスが兄弟愛のしるしとして、2人をふたご座にしたと言われています。
 
<7> 冬の大三角・冬の大六角座
 
 「オリオン座」のベテルギウス、「おおいぬ座」のシリウス、「こいぬ座」のプロキオンを結んでできる逆三角形は「冬の大三角」と呼ばれ、星座を探す手がかりとなっています。
また、「おおいぬ座」のシリウス、「オリオン座」のリゲル、「おうし座」のアルデバラン、「ぎょしゃ座」のカペラ、「ふたご座」のポルックス、「こいぬ座」のプロキオン、この6つの星を結ぶと大きな六角形ができます。
これは「冬の大六角」もしくは「冬のダイヤモンド」といい、冬の豪華な星の並びとして親しまれています。
 
 
★みんなで楽しんでみてね★
 

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