昔ながらの木更津のお祭りといえば、八剱八幡神社の夏まつりです。
地元では、“八幡さまのまち”と呼ばれる代表的な夏祭りで、なんと言っても圧巻なのが、重さ1・5トンの“大神輿”の渡御です。作られたのは、嘉永3年(1850)と歴史も古く、関東三大神輿の1つに数えられています。この大神輿は、平成元年(1989)に30年ぶりの大改修でその豪華な姿をよみがえらせました。
祭りでは、御神体を奉じた大神輿を各町の屈強な若者たちが威勢よく肩に担ぎ上げて町内を練り歩き、祭りは最高潮に達します。
“まつりばやし”も伝統ある大変すばらしいもので、“木更津ばやし”として県の無形文化財に指定されています。
関東三大神輿の一つに数えられる重さ1・5トンの「大神輿」を、横棒も通さず練り歩く様子は見応えがあります。
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